12年5月15日 その1
大雨かー
こうなるとバイクでは厳しいなー もともと雨を想定してバス観光を中心に考えてたんだけど 無料のJALバスも直前になってキャンセルしちゃったんだよな 伸るか反るかで
でも、路線バスがあるから予定を戻すことはできる おきなわワールドとか沖縄美ら海水族館とか
朝食はこんな感じで
とりあえず外に出てみよう 相手は沖縄の空だから
やんどるがな
沖縄らしいといえばそれまでだが、まいど天気には翻弄される
これまでのところ、いいほうにしか転んでないけどね そう考えると、おれって運がいいほうかも
よし、行こう 降ったら降ったで対処のしようはある
まず国道329号線を東へ
糸満街道(国道331号)は飽きたので兼城交差点で右折する
県道82号に突入
で、県道86号に合流して
あとは道なりに進むだけ
天気がヤバイけど気にしない アマミキヨの足跡はまだまだ辿ることができる
で、県道137号に合流して、路面がこの色となってすぐ アマミキヨ安住の地がある
そう、民家の中にある お住まいの方に迷惑がかかるといけないので画像にモザイクをかけようと思案したが 逆に、この場所が分からず他の住居に侵入する阿呆が後を絶たないと聞いたので
例え僅か100円でも(維持管理目的の)拝観料を徴収しているのだし お住まいの方もお気を悪くされないのではないかという判断 もちろん一声かけるのが最低限のマナー
ミントングスク ヤハラヅカサに上陸したアマミキヨは浜川御嶽に仮住まいをしていた が、やがて丘陵部へ進出し、標高110mのこの地に居を構えた アマミキヨはここで3男2女を儲け、その子孫が沖縄全土に拡散したと云われている 周辺からは新石器時代中期(2800〜2200年前)の土器片、貝殻が出土している 築城時期は不明 沖縄県教育委員会はここを「先史・原史時代の遺跡」としている
ここに「協力費」を入れる けたたましい音がするのでかなりビビる
石段の斜度は50度以上 ヒールのある靴やサンダル履きではまず無理
丘城の頂上 木々が生い茂っているので広さはちょっと分からないなあ
入口の左手には神墓(アジシー)なるものがある アマミキヨとシルミキヨが眠る場所と云われている
うーん、お墓があるのかー それってもう神様ではないような気がするんだけど ちなみに、うるま市の浜比嘉島にも同様の場所がある アマミチューとシルミチューの居住地と云われる「シルミチュー」 アマミチューとシルミチューの神墓と云われる「アマミチューの墓」 そのうち訪ねないといけないなー
こちらは百名大君の墓と云われている
町長さんとか村長さんとか、そんな感じだと思う
ここではヒヌカンを祀っている ヒヌカンとは火の神のことで、沖縄では台所の神として女性がこれを護っている 元々は家庭を護る床神(とこしん)として老若男女を問わず祷りを捧げていたと云われている
あとはもう・・・ちょっと分からないなあ 上述3つの拝所を確定するのも難しい作業だったしね
このミントングスクの所有者、知念家はミントン家とも呼ばれている アマミキヨ直系の元家(ムートヤー)で、県下に400の小元を抱えているそうだ アマミキヨはこの地で、確かに人間となった
裏側から見たところ あの石垣が1000年以上前のものだとすると、日本本土の城跡が霞んでしまうよね
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