12年5月14日 その3
糸満街道(国道331号)を1kmほど引き返すと
あざまサンサンビーチの隣りに
安座真港がある
こんなこともあろうかと (真田さんふうに)
久高島ルートも想定しておいたのさ
フフン
たけええええええええええええええ
平良⇔伊良部も大神⇔島尻も片道350円だったのに・・・
こりゃ神も仏もあったもんじゃないな
2Fのオープン席はこんな感じ 頭の悪そうなカップルしか座ってなかったよ
1Fは冷房の効いてて快適 でも、労働者のみなさんが荷物を持ち込むのでちょっと汚いかも
運航時間は25分 宮古ほど海がきれいではないので外に出る気にはならない
はい徳仁港〜
しかし、客のほどんどが若い女性というのもちょっと意外だったな
歴女とか仏女とか売女とか、最近そういうの流行ってるもんね
ま、どこへ行ってもおれの肩身が狭いのはいっしょだ
あっはっは
すいませーん いいおっさんがたった1人で自転車お借りしたいんですけどー あ、イケメンでーす
2時間600円とな
でもおれは聞き逃さなかったぞ
後から来た若い女性グループに「2時間500円でいいさ〜」と言ったこと
こりゃ神も仏もあったもんじゃないな
島の東側を道なりに北上する
最初に目に入ってくるのがピサ浜の標識
集落から最も近い浜なので比較的足を運びやすい
が、トイレやシャワーはもちろんないので注意
ここは観光地とは違うのでね
次に見えてくるのがタチ浜のサインボード
こちらも海水浴やシュノーケリングに向いてる場所ではない
ただ、干潮時にはピザ浜と繋がるので散策するのが楽しいそうだ
もっとも、そういう目的の人はここへ来ないだろう
次に目に留まるのがイシキ浜の文字 沖縄の創世神話において極めて重要かつ神聖な場所である
伊敷浜(いしきはま) 狩猟採取の時代に五穀の入った黄金の壺が漂着したと云われる浜 その詳細は後述する この場所から久高島、沖縄本島へと穀物が広まったとされる
琉球王国はこの浜を五穀発祥の地として手厚く保護した 国王が聞得大君を伴い隔年で久高島行幸を行った記録が残っている そのコストが膨大であるため、後に取りやめ、代替として斎場御嶽が整備されるのだが 斎場御嶽へと運ばれた聖なる白い砂は、もちろんこの浜のものである
また、伊敷浜はニライカナイの対岸にあるとされている ニライカナイの神・東大主(アガリウプヌシ)の御嶽であるとも云われ 健康祈願(ウプヌシガナシー)の祭祀の時には今もここから祈りが捧げられる 旧暦の4月と9月にはニライカナイの神々がここに停泊するとも云われている
画像中央に石碑があるのが分かるかな なんかこう、違和感のようなものがあって後でいろいろ調べたのだが どうやら新興宗教団体(元NPO)が勝手に設置したものらしい
連中はあろうことか御嶽の神木をチェーンソウで伐採していったそうだ どうしてそういうことをするかねえ? この島のものは小石ひとつ持ち出さない約束となっているのに
で、ジマーン浜 場所は分からなかったが、ここには2000年前の貝塚があるそうだ
なのにコンクリで固めるのはどうなんだろう?
ちょっと久高島らしくないぞ
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