12年9月24日
その5
宇野ってどんな街だろう?
そう思って検索をかけたけど
特にこれといって(笑)
分かったのは「岡山県玉野市宇野」という地名
子供のころ時刻表や地図で宇野という名称をたびたび目にしていて
だからひとつの自治体かと思ってた
1470円かー
鉄道で高松に引き返すのも面白いかと思ったけど
フェリーなら390円だもんなー
しかし何もないな
飲食店がほとんどない
あってもこんな感じで朽ち果ててる(笑)
人が歩いてないもん
あれもすぐに撤退かな
じゃ、今度はこっちに乗って
さっさと帰るとしますか
それにしても安い
もちろん競合する四国フェリーと同じ料金設定
どちらも引くに引けずこんな金額になったのだろうけど
でも、小豆島航路が670円でこちらが390円というのは明らかにやりすぎ
こんなアホな価格競争が互いの首を絞め合うことくらい分かりそうなもの
ただ、そうせざるを得なかった事情もあるようで
そのへんは後述する
こくどう丸(2代目/船舶番号:132136)
全長:73.32m 全幅:12.8m 全高:4.10m 総トン数999トン
主機:不明 航海速力13.0ノット 車両積載数:トラック25台 旅客定員:488名
91年11月推水 同13日就航 00年改造
林兼造船長崎造船所建造
wikiと異なる数値もあるけど、上記は海難審判庁採決録によるので間違いない
明確でない主機については不明と付した
こくどう丸は高松港と宇野港(岡山県)を結ぶ定期船
船籍は宇高国道フエリー
この旅で4回目の乗船だけど、この会社は初めてだね
運行距離は18km、運行時間は60分で、たかまつ丸、こんぴら丸と1日13往復を分担
現在国道フエリー唯一の航路となっている
尚、この航路は10月17日をもって運行休止となることが発表されている
事実上のは廃航だね
ちなみに"廃航"という言葉は辞書には掲載されていない
辻なんちゃらの小説に出てくるくらいで本来は存在しない言葉らしい
となると"廃線"が正しいのか?
これらフェリーが"廃船"になることはまず間違いないようだけど
うーん惜しいなー
客室にうどん屋があるなんて素晴らしい船じゃないか
まあ、四国フェリーも国道フェリーも無駄に消耗戦を続けてきたばかりではないようで
先の話の続きになるけど
つまり、瀬戸大橋の開通、高速道路の休日1000円化、燃料の高騰、施設の老朽化等々
もちろん地元自治体の支援や地域住民の応援もあったし
両者の事業を統合しようとする動きもあった(経営者間の軋轢でご破算となったらしい)
でも、車両運搬を目的とする事業としてカーフェリーがその役割を終えつつあることも事実で
つまり時代のニーズに合わないと
だからこの事業休止はユーザーの間でも諦めムードが漂っているそうだ
まーもーどうしようもないもんね
こんなことしたって客は集まらないもの
http://www.utaka.co.jp/info/udonferry.html
ふろ入りてー
では、もう一方の四国フェリーはどうか
当面は運行を続けるらしい
但し、大幅な運賃値上げが行われる
たとえば大人が390円から670円に、小人が200円から340円に
乗用車が平日2700円から2980円に、土日祝日2480円から2780円にそれぞれアップ
この値上げをどう見るかだが
どうやら単独事業者ゆえの殿様商売に豹変したわけではないようで
一例を挙げると運送事業者と締結する年間契約についてはその料金が据え置かれる
つまり、四国フェリーのこの航路における赤字は年間2億5千万にも上り
もうどうにもならないところにまで来ていたようなんだよね
時代の流れかなー
フェリーの短距離航路はやがて姿を消す運命にあるのだろう
あの宮古島の平良・伊良部航路も2年後の廃止が決まってる
車で行けるもんならあえて船を使わなくてもいいと考えるのは至極真っ当だものね
交通には文化という側面もあるから残念だけど
とまあ、ちょっとしんみりしたところで
高松市へと帰着
さすがにお腹が空いたな
朝からそうめんしか食べてない
駅前にも1軒だけ、うまいうどん屋があるそうで
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